【技術職】A.T(2021年新卒入社)

インタビュー

地元で化学を仕事に。
好きなことを、
好きな場所で。 技術職 A.T

INTERVIEW

インタビュー

いつごろ入社されましたか?

2021年4月に新卒入社しました。大学で有機合成を研究していたので、地元の福島県内で化学系の研究職をメインに就活をしていました。

2021年だとちょうどコロナ禍での就活でしたか。

そうですね。ちょうどコロナになったときに就活が始まったという感じでした。ほとんどの会社がオンライン面接の中、城北は工場見学を募集していたので参加しました。

技術グループを見学させてもらった時に、ラボの中で5Lの大きいスケールでの実験をしていたり、技術グループの方が現場で指示出しをしたりしていて、楽しそうだなと思って興味を持ちました。

他の会社だとラボで実験する人と、現場で指示出しする人は分かれていることがほとんどだったので、その一通りの流れができるのはとても魅力的でした。

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入社した決め手を教えてください。

ありがたいことに数社から内定をいただきましたが、その中で城北は合成・検討から600Lや2000Lなどの大きいスケールでの実験・検討まで一通り携われるのが魅力的だったので入社を決めました。

あとは、社食が美味しかったことですね。笑
一人暮らしなので、お昼ごはんに栄養があるものを食べられるのは嬉しいですし、ちゃんと生きていけそうだなって。笑

会社が「地産地消」に取り組んでいて、先日も社食のメニューとは別にメヒカリがプラスで置いてありました。菓子パンやカップ麺も常備されていますし、休憩所にはウォーターサーバーがありお茶と水とコーヒーが飲めます。夏場はアイスを置いてくれるので、かなり充実していますよね。

今の仕事内容について教えてください。

プロセス管理課の技術グループに所属していて、主に研究開発とそれに伴う分析などを行っています。決まった製品を決まった手順で作るというよりは、お客様から「こういうものを作ってほしい」という依頼があって、合成方法を考えるところから始まります。

技術グループで合成・検討を行って形にして、お客様からOKを頂いたら、実際の現場で大きいスケールでも問題ないかを検討していきます。スケールが大きくなると挙動や仕込み方も変わってくるので、常にみんなで意見を出し合いながら検討して完成させていきます。

「なんとなくできた」ではだめで、誰がやってもできる方法を考えて、それをさらに大きいスケールでやっても問題ないというところまでやってゴールになります。

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どうしてもうまくいかないというときはありますか?

基本的には成功していますが、工夫が必要な場面もあります。基本的に研究開発は一人で黙々とやるというよりも、2~3人でチームになって「これはどうかな」など話し合いながら、色々な方法を試して進めていきます。みんなが持っている知識を出し合って、なんとか合成方法を見つけていくのも楽しさの一つだと思います。

A.Tさんから見た会社はどんな会社でしょうか。

人数が少ないということもあって、みんなの距離が近くて楽しく仕事が出来る会社かなと思います。野球部のマネージャーをしているのですが、部員の方とも仲良く話ができますし、製造現場の指示出しの時も雑談含めて色々なお話をしながらできるので、やりづらさとかは一切ありません。

学生の頃にしていた研究と今の研究は同じ分野ですか?

有機合成という大きな括りでは同じですが、城北のメインである「リン化合物」は初めてです。技術グループの中でも化学工学系の人とか、みんなそれぞれ違っていて、学生の頃にしていた研究と完全に合致する人はいないかと思います。

資格は必要になるのでしょうか?

絶対に取らないといけないという資格はありません。資格がないと扱えないということもないので、研究の経験を重ねてできる幅が広がっていくという感じでしょうか。

MESSAGE

インタビュー

どんな人がこの仕事に向いているでしょうか。

技術グループは新しく来た依頼に対して合成方法を考えるところからスタートするので、新しいことを楽しめるような人だととても向いていると思いますし、一人で黙々と研究開発をするというよりは、数名のチームで協力して一つのものを作り出していくので、チームワークを大切に出来るということも大切だと思います。

知識や経験は入社してから身に付けられるので、学生の頃に研究の経験がなかったとしても、計算や化学など、理系要素に抵抗がない方なら問題なくやっていけると思います。

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